タネの入手先:Emmy's Garden (NE)
タネ蒔き:2005年1月12日
発芽:2月3日(播種後22日)
ポット上げ:2005年10月21日(発芽後260日)
開花:2006年3月29日から
2005年9月5日 1回目と2回目の播種は発芽こそしたがその後ダメになった。念のために残しておいたタネを三度目のリベンジで蒔いたもの。写真の様子から、蒔いた時からこの日まで植替えせずにそのまま育てていると思う。鋸歯のある葉が見事にロゼット状をなしている。このように秋には調子良いものの、冬越し中に丸坊主となるのがほとんどで真冬の写真は撮影しないことが多い。
2005年11月6日 ポットに植替えてから3週間ほど。冬芽がぷっくりとして来年春の開花に期待ができる。
2006年3月30日 屋外に野ざらしで、この年は表土にはもみ殻をかけて保温に努めたのを思い出す。花つきは少ないが、形良い株姿で開花となった。
2006年4月1日 花茎は増えないまま。ちょっとさびしい。
2006年4月4日 葉裏をみると真っ白な粉がびっしり付いている。
2006年4月8日 通称で、西洋ユキワリソウとか洋種ユキワリソウなどと呼ばれるらしい。
粉をふくプリムラ群
【世界のプリムラ】 -原種・さくらそう・オーリキュラ・ポリアンサス- 世界のプリムラ編集委員会編より引用
ユーラシア、北米の2大陸にまたがるAleurita節の仲間のうち、ヨーロッパに自生するおもな原種について解説する。
Primula farinosa プリムラ・ファリノサは、粉をふくプリムラという意味で、世界的に最も広く分布し多くの人々に愛培されている原種である。その範囲はヨーロッパ、シベリア、モンゴル、太平洋沿岸まで10,400kmに及ぶ。冬眠芽から楕円形の葉を横向きに出して平らにロゼットを形成する。花序は相称展開し10~20個の桃がかった青紫色(まれに白、紫)で黄目入りの花を咲かせる。中心円環あり。花冠は浅い盃状で8~16mm径で異花柱花。全体に粉をふく。
北米に入ると非常に近縁種とされている Primula mistassinica プリムラ・ミスタッシニカに代わる。アジアのものは起源が違い異種という説もある。ヨーロッパの主要な発生地はバルティック海沿岸地域と中部ヨーロッパのアルプス地帯であり、英国では北ランカシャーとヨークシャー丘陵地帯に散見される。
Primula frondosa プリムラ・フロンドサはファリノサの大型種でブルガリア北東部に限定分布し、へら形の大きな鋸歯縁の葉を叢生し厚く白粉に覆われる。ローズ、赤紫色で黄目入りの10~15mm径の花を10個ぐらい着ける。中心円環のある異花柱花。
Primula halleri プリムラ・ハッレリは古い名前の Primula longiflora プリムラ・ロンギフォリア で広く知られて栽培されており、増殖保存も容易である。アルプス西部からコーカサスの高地にかけて分布する。日のあたる石の多い牧草地や石灰岩の上が適地。楕円形の葉がロゼット状に展開する。一方向向け花序に20個の薄紫、青紫で黄目入りの浅い受け皿形15~20mm径で中心円環のある花を着ける同花柱花。全体に粉をふく。